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少女マンガが映画化される理由は? なぜ実写化が多いのか?


少女マンガの実写映画化はなぜ多いのでしょうか? 最近も『ママレード・ボーイ』や『覆面系ノイズ』など人気コミックが実写化されて話題になりました。
理由を調べたり、自分の意見をまとめます

制作費が安い

少女マンガの映画化が多い1番の理由はこれだと思います
一般的に少女マンガ原作などの恋愛映画は制作費が安いと言われています

俳優は若手ばかりなのでギャラ(出演料)は少なく、ロケ地(撮影現場)は学校や街中が多いですし、お金のかかるCGやセットはあまり使いません、撮影期間が短い場合もあります

制作費が安いなら映画が大コケしても赤字が少ないのでリスクが小さい、大量に作って1作品でも大ヒットすれば黒字になる
少女マンガ原作映画はコストパフォーマンスの良いジャンルでしょう

現在の邦画の実写映画は売上がきびしい状態なので、大コケや期待はずれの売上になる映画も多いです
今の邦画界では、こうした安い制作費で作れる少女マンガ映画は必要不可欠なのでしょう

作りやすい、売れやすい

オリジナルの話で作ると時間がかかりますし、それがヒットすると限りません
少女マンガの原作があれば映画のストーリーが作りやすいですし、原作を知ってる読者から注目されるので売れやすくなります

若手俳優を売り出せる

若手の俳優を売り出せることも理由だと思います

マンガの映画化が決まると、キャスト(出演者)は原作ファンから大きく注目されます、少女マンガを読んでる女性読者に名前を覚えてもらうのにピッタリです。

女性の方はファンになったイケメン俳優の映画やドラマを熱心に追いかける方が多いので、名前を覚えてもらえればメリットが大きい

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若手の育成ができる

若手俳優の育成のために映画化してる部分もあると思います

恋愛映画は激しいアクションがないですから、邦画の中では演技がしやすいです、また周りが若者が多いので撮影現場でも打ち解けやすい、若手俳優が経験を積むのに良いのだと思います。

映画会社にとって若手俳優の育成は重要です、若くても「広瀬すず」「土屋太鳳」のようにヒット作が出て売れっ子俳優になれば、CM、ドラマ、バラエティ番組の出演で巨額の利益を稼ぐようになります。

原作使用料が安い

数年前に「マンガの実写映画は原作使用料が安すぎる」という話がテレビニュースで紹介されて話題となりました。
たとえば興行収入58億円の映画『テルマエ・ロマエ』は、作者へ支払われた使用料は100万円
興行収入70億円の映画『海猿』は作者への使用料は250万円だったそうです

マンガの実写映画は安い報酬で、すぐれたストーリーを使えるので、映画会社にとって魅力的な商売なのでしょう

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