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「君の膵臓をたべたい」評価や感想!

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浜辺美波の演技が高評価

ネットではヒロイン役の浜辺美波の演技の評価が非常に高かったです。
確かに、ホテルや自宅で二人っきりのシーンの浜辺美波がとても可愛いかったですよね。

この作品で浜辺美波を好きになってファンになった視聴者も多かったのではないでしょうか?
佐々木希に似てる美人で、最近の若手女優の中ではトップクラスに可愛いいと思います。
アイドルなら今すぐにでも握手会に行きたい気分でした。

浜辺美波といえば東宝が6年間育ててきた秘蔵っ子で、今回の映画も浜辺のために撮ったなどと言われますので期待もかなり大きかったのでしょう。

しかし、映画の浜辺美波はあまり病人に見えなくて説得力が無くてイマイチでした。
彼女の演技力が悪いというわけではなくて、基本的に実写映画に不向きな設定だったのではないでしょうか?

原作者のコメントからも、もっと監督や脚本が違えばいい映画になっていたように思えます。
作品自体が実写と相性が悪いストーリーだったのでは? アニメ映画の方が良かったのではないかと思いました。

浜辺美波の演技については最初はちょっと微妙に感じて、なんか80年代のおばさんのような演技でしたけど、後半はとても良かった
泣けるシーンでちゃんと感動できました。

しかし、大人になってから話は別にいらなかったように思います。
学生時代のパートをもっと増やして欲しかった
今の悩みや過去のエピソードを生徒に話すという展開もなんか違和感。

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セカチューとか恋空みたいな話

昔、大ヒットした映画「世界の中心で、愛をさけぶ」や「恋空」のような泣ける恋愛映画であり、「映画を見て感動した」と言ってる人が続出していました。

映画の予告から分かるストーリーもセカチューに似てるような気がしませんでしたか?

ヒロインの「病室から抜け出した女の子が途中で倒れるのはお約束だよね」などというコメントもセカチューを意識してるような気がします。

女の子が自分の病気について達観してる所や、恋愛感情が表に出てない点や付き合う前に病気がわかってる部分などは「四月は君の嘘」の影響を受けてるような気もしますよね。

原作を知らない視聴者向け

原作者が小説と映画は別物であると言ってましたが、確かにそうだと思いました。

原作の小説ではガム君が恭子を好きな事を「僕」がうっかり恭子に喋っちゃうエピソードがあるんですが、映画版ではそれが全てカットされており、原作を読んでいた人が観るとあの二人の結婚は何となく納得出来るけど、初めて映画で観た人には唐突な印象を受けるのではないでしょうか?

原作の小説に思い入れがあるなら見るのはやめた方がいいかもしれません。

原作は読んでないけど、こういう感動系の映画が好きな人にはオススメできるのではないでしょうか?

しかし、最後の方はオカルトすぎて分かりづらかった原作よりも、映画版の方がシンプルで分かりやすい内容で涙腺崩壊しやすいです。

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