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「銀魂」映画が大ヒットした理由は?

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配役が良かった

配役が良かったという意見が多かったです。
主役の小栗旬はマンガ原作の実写映画に出演した経験が豊富で、『ルパン三世』や『名探偵コナン』の実写映画では主役を務めていました。

マンガの実写映画といえば配役に批判が集まりやすく、特に主役の俳優はネットでボコボコに叩かれて炎上する事が多いのですが、小栗旬の演技はいつも高評価の場合が多いので、小栗旬を主役にしたのが上手く行ったとのは間違いないでしょう。

原作マンガの中にも小栗旬をモデルにした「小栗旬之助」というキャラが頻繁に出てくるので、銀魂ファンとしても馴染み深くて受け入れやすい俳優だったのだと思います。

映画関係者の間でも「小栗旬の実写化は失敗しない」と言われているとか。
ヒロインの橋本環奈も若い世代からは人気がありますし、神楽役としてピッタリだったのではないでしょうか。
堂本剛(高杉晋助役)が久しぶりに映画に出てたのも大きかったです。

KinKi Kidsの堂本剛は12年ぶりに映画出演なのだとか、女性ファンも多い堂本ですから銀魂のファン層と合致したのでしょう。
ジャンプマンガの実写映画の中では大ヒットした「るろうに剣心」も原作キャラを大きく外さないキャスティングが成功の要因だったと言われています。

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監督が良かった。

監督の福田雄一といえば「勇者ヨシヒコシリーズ(2011年)を大ヒットさせて「コメディの奇才」と呼ばれているとか。

『SMAP×SMAP』『いきなり!黄金伝説』などの数々のバラエティ番組の脚本を手がけており、豊富なバラエティの経験で視聴者が面白いと思うものを着実に作っていきます。

2014年7月にはマンガ原作の「アオイホノオ」の脚本や演出を行って、こちらも評判は良かったです。
監督選びが良かったのも大ヒットした理由なのでしょう。
俳優の魅力を引き出すのが上手い監督なので、福田雄一が監督だと役者のモチベーションも高くなると言われています。

原作が時代劇だから実写化しやすい

ヒットした大きな理由は時代劇がメインの世界観だったからではないでしょうか?

例えば、西洋が舞台のファンタジー漫画を日本人で実写化すると、やはり西洋人と日本人では体格や容姿が違うのでどうしても違和感がでてきます。

映画を撮影する時に使うロケ地や背景セットなどに、西洋風の建物や小道具を用意するのは日本では難しいですよね。

進撃の巨人の実写映画などが良い例ではないでしょうか?
しかし時代劇なら日本人が得意な分野で、日本人は着物や刀などが似合いますから映画も違和感ありませんし、映画を撮影するロケ地や背景セットなどをすぐに用意できます。
「るろうに剣心」の実写映画が大ヒットしたのも日本が舞台の話で違和感が無かったからでしょう。

SF漫画の「テラフォーマーズ」の実写映画の場合は、巨額の予算で作ってるハリウッドのSF映画に比べるとCG技術や背景のセットなどで差が出てしまい、そういう点がテラフォーマーズが大コケした理由だと思います。、
時代劇なら予算を使わずに、撮影所を借りるだけでいいので制作費も少なくてすみますよね。

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