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「未来のミライ」評判は大荒れ!? 酷評とベタ褒め真っ二つ!


細田守監督の最新作! 映画「未来のミライ」のついに上映! 
(2018年7月20日公開)

しかし、試写会後からネットの評価は大荒れ
その評判は、酷評とベタ褒めが入り混じって大混戦って感じですね!

ネットの反応をまとめてみました!



レビューサイトの評価まとめ

映画.com 2.5点
ヤフーレビュー 2.5点
フィルマークス 3.1点

※公開2日目の評価

試写会の後は、ものすごく叩かれてレビューサイトの点数が下がりましたけど、今はだいぶ上がってきましたよね!

次にネットの反応で良い評価や悪い評価をまとめてみました!

良い評価

親子連れで見に行ったら、観賞後にいろいろ子供と話してみたいことができそうだし、子供が手を離れてしまった「遠い昔の子育て経験者」の自分としても、感じるところが多くあった。

でも今現在のこの時点で、細田監督がここまでストレートに「分かる人にだけ伝われば良い」と言わんばかりの作家性の高い作品を創るとは思わなかった

エンタメというよりは児童文学に近い作品、トムは真夜中の庭でを彷彿としました

エンタメを期待すると芯となるストーリーがないため、退屈だったかもしれません

とてもたくさん心に動きを与えられとても良い情動をもらいました

思ったよりすんなりくんちゃんの声は受け入れられたし、
下の子が出来てイヤイヤなってしまうのもあの年なら仕方ないので、こんな風になるんだろうなぁと微笑ましく見ることができました。

子供は親の知らない間にいろんなことができるようになってるといいますが、
親の見ていない間にくんちゃんのように冒険したり、過去のひいじいじと出会っていろんなことを学んできているんだと思うと、
これからの子育てが楽しみでしょうがなくなりました。

見る人を選ぶ作品だとは思いますが、私はかなり好きです。
子供が成長したらまた見たいですね。



悪い評価

ストーリーも過去作ほど惹きつけられるものはないし、もっと主人公の成長が作品の中で見られたら良かったんだけど。

それとキャストが作品を台無しにしてる。
主人公の声と演技の事は他でもかなり言われてるけど、それは正しい。

でも主人公だけじゃなく今回の作品は全体的に酷い。

主人公の声に違和感を感じたり、スルー出来ないほどの演技の拙さが、ストーリーを邪魔してるのは間違いないと思います。

もうちょっとその辺りが問題にならなかったら素直にストーリーを楽しめていたのかなと思います。
演技力が酷かったり芝居に違和感を感じてしまうのは主人公だけじゃないので。

折角の待望の細田監督の作品だけに勿体無いですね。

終盤まで、妹の未来ちゃんへの嫉妬で駄々をこねまくりの くんちゃんにイライラするし、とても生活しづらい家の構造にもイライラするし、くんちゃんは、今現在関わっている両親ではない者に成長させられてるし、結局、未来ちゃんは何をしに未来から来たのかも分からないし、何だかなぁ…って感じ。

ストーリーの起承転結もない。キャラに個性もない。例えるならば半額シールの貼られたスーパーの幕の内弁当。使いふるされたキャラに子供の妄想で片付けるだけのストーリー。キャラは家の中から一歩も出ない。
ここまで酷いと良いところを見つけるのが不可能。あ、山下達郎の音楽は良かったよ!!

まとめ

細田監督って『サマーウォーズ』あたりから、作る映画は何でもネットで叩かれるイメージですけど、今作も熱心なアンチにボコボコにされてる雰囲気ですね。

やっぱり「ポスト宮崎駿」として期待された監督さんですから、ハードルが高くなっちゃうんでしょうね。
作品を見る目が厳しい観客が多い

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