『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』あらすじ、キャスト、解説
2018年2月24日公開の日中合作映画『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』のあらすじ、キャストを紹介！
あらすじ
1200年以上前、日本から遣唐使として中国・唐へ渡った若き天才僧侶・空海。
あるきっかけで知り合った詩人、白楽天との交流を深めていく中、世界最大の都・長安の街は、権力者が次々と奇妙な死を遂げるという、王朝を震撼させる怪事件に見舞われます。
空海は白楽天とともに一連の事件を探る中で、阿倍仲麻呂という、約50年前に唐に渡った日本人が鍵をにぎっている事を突き止めます。
仲麻呂が仕えた玄宗皇帝の時代、そこには国中を狂わせた絶世の美女、楊貴妃がいました。
極楽の宴、妖猫の呪い、楊貴妃の真実、歴史を揺るがす巨大な「謎」、楊貴妃の命を案じた阿倍仲麻呂は何を知っているのでしょうか？
数々の謎に挑む空海と白楽天が辿り着いた真実とは…？
海を渡った若き天才僧侶・空海と、中国が生んだ稀代の詩人・白楽天、二人はやがて、歴史に隠された哀しき運命と対峙することとなります。
次は主要キャストを紹介！
空海（染谷将太）
主演の空海役は染谷将太が演じます！
空海(くうかい)は仏教の歴史で有名な人物。平安時代初期のお坊さんで真言宗の開祖、弘法大師の名前でも広く知られています
遣唐使として唐（中国）に行き「密教」を学び中国より真言密教をもたらしました。
映画ではこの中国へ留学していた時を描いています。
能書家としても知られ、字が上手かったことで有名。「弘法にも筆のあやまり」ということわざは空海が元ネタ。
楊 貴妃（チャン・ロンロン）
台湾とフランスの血統を持つハーフ美女「チャン・ロンロン」が演じます！ 吹き替え声優は吉田羊
楊 貴妃（よう きひ）は中国の「唐」という国のお姫様。 中国四大美人（西施・王昭君・貂蝉・楊貴妃）の一人として有名。傾国の美女と呼ばれていました。
美しさだけでなく頭も良く音楽や踊りも才能があったと言われています。 最期は「安史の乱」という事件に巻き込まれて命を落としてしまいました。
阿倍仲麻呂（阿部寛）
阿部寛（あべひろし）が阿倍仲麻呂を演じます！
阿倍仲麻呂（あべのなかまろ）は遣唐使として中国に渡って、そのまま唐（中国）の官僚になって一生を終えた人です。
幼い頃から天才と言われ、中国のめちゃくちゃ難しい国家試験として有名な科挙に合格。 すごいですね・・・
官僚としてもドンドン出世したそうですが、晩年は日本に帰りたくても帰れず中国で亡くなりました。
白楽天（ホアン・シュアン）
中国の俳優「ホアン・シュアン」が演じます！ 吹き替え声優は高橋一生
現代では白 居易（はく きょい）と呼ばれます。 阿倍仲麻呂と同じくめちゃくちゃ難しい国家試験として有名な科挙に合格。子どもの頃から頭脳明晰であったらしく、5〜6歳で詩を作ることができ、生涯で作った詩の総数は約3800首！ 唐の時代の詩人の中で最多を誇り、詩の内容も多彩でした。
中国だけではなく日本や朝鮮でも有名だったそうです。
キャストと俳優リスト
| 役名 | 俳優（声優） |
|---|---|
| 空海 | 染谷将太 |
| 白楽天 | ホアン・シュアン（高橋一生） |
| 安倍仲麻呂 | 阿部寛 |
| 楊貴妃 | チャン・ロンロン（吉田羊） |
| 白玲 | 松坂慶子 |
| 大師 | 火野正平 |
| 玄宗皇帝 | チャン・ルーイー（イッセー尾形） |
| 李白 | シン・バイチン（六角精児） |
| 高力士 | ティアン・ユー（金田明夫） |
| 陳雲樵 | チン・ハオ |
| 春琴 | キティ・チャン（沢城みゆき） |
| 玉蓮 | チャン・ティエンアイ（花澤香菜） |
| 白龍 | リウ・ハオラン（東出昌大） |
| 丹龍 | オウ・ハオ（寛一郎） |
| 麗香 | シャー・ナン |
| 黄鶴 | リウ・ペイチー（不破万作） |
| 瓜翁 | チェン・タイシェン（山寺宏一） |
| 安禄山 | ワン・デイ |
| 妖猫 | （六平直政） |
| 牡丹 | （早見沙織） |
スタッフリスト
| 役職 | 名前 |
|---|---|
| 監督 | チェン・カイコー |
| 製作 | 椿宜和 |
| 製作総指揮 | 角川歴彦、チャオ・ファーイー、アルバート・ヤン |
| 原作 | 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』 |
| 脚本 | チェン・カイコー、ワン・フイリン |
| エグゼクティブ・プロデューサー | 高秀蘭、井上伸一郎、アルバート・リー |
| プロデューサー | チェン・ホン |
| 音楽 | クラウス・バデルト |
| 主題歌 | RADWIMPS「Mountain Top」 |
| 撮影 | カオ・ユー |
| 美術 | トゥ・ナン、ルー・ウェイ |
| 衣裳 | チェン・トンシュン |
| VFXスーパーバイザー | 石井教雄 |
| サウンド・デザイナー | 柴崎憲治 |
